山東省済南市で『物ネットワーク発展応用研究会』が開催
リリース時間:2010-04-02

  2010年4月2日、「山東省物ネットワーク発展応用研究会」が斎魯ソフトパークで開催されました。 本研究会は「山東省経済和信息化委員会電子信息処」、「山東省RFID産業連盟」が主催で、済南ハイテク産業開発区斉魯ソフトパーク、済南凌佳科技有限公司、野村総合研究所、(株)日立情報システムズの協賛で、開かれました。 本研究会は、山東RFID産業連盟の王国靖事務総長が司会を務め、済南ハイテク産業開発区、済南市経済和信息化委員会、淄博市経済和信息化委員会、山東大学、山東交通学院、山東省標準化研究院、浪潮、中創、泰宝、北洋、凌佳等の20数社主要連盟機関の各代表者が出席しました。

  会議では、「野村総研(上海)諮詢有限公司」の横井正紀副総経理及び宋海刚顧問が「地球に知恵を、中国を感知する――中国ユビキタスネットワークの発展戦略」をテーマに講演しました。来場者には「ユビキタスネットワーク」における研究成果や山東省に展開する構想も紹介されました。日立情報システムズ海外事業推進本部の竹本英世本部長と山方茂部長は日本「ユビキタスネットワーク」の応用と発展状況、及び日立情報の製品であるμ-chipとRFIDシリーズの応用実例についても詳しく紹介しました。山東省標準化研究院の銭恒副院長は「中国を感知し、山東省にもっと智恵を」をテーマに講演しました。CO2排出低減の視点から、中国及び山東省の「ユビキタスネットワーク」の発展状況と発展動向について解説しました。「山東省経済和信息化委員会信息化推進処」の戴智全副処長は「ユビキタスネットワークは知恵のある時代への道しるべ、伝統産業の転換とグレートアップへの促進」をテーマに講演しました。

  会議に出席した市役員、ご来客及び山東省RFID産業連盟のメンバーの代表は、山東省が如何にチャンスをつかみ、「ユビキタスネットワーク」を推進するかについて討論しました。「世界各先進国は「ユビキタスネットワーク」技術の発展に積極的に取り込み、わが国も「ユビキタスネットワーク」の推進を国家発展戦略として取り入れました。山東省も「ユビキタスネットワーク」政策に重点を置き、ユビキタス製品を中心とした新情報産業を展開していきます。今回「ユビキタスネットワーク」応用研究会の開催では、日本の優れた技術と経験を紹介され、それを取り入れることによって、わが省の「ユビキタスとネットワーク」事業が更なる段階へ突入するでしょう」(意見抜粋)。

付録:関連紹介
  野村総合研究所は日本最大規模のコンサルティングファームであり、日本の「RAND研究所」と言われています。その研究力は高評価を受け、全世界的な影響力があります。世界初の「Ubiquitous Network」理念を提出し、「Ubiquitous Network」のグローバル連協を積極的に展開し、中国センサーネットワークグループで唯一の外国コンサルティング会社です。
  株式会社日立情報システムズは日立製作所グループ三大情報システムサービス会社の一つです。RFID技術で社会へ貢献することに力を注ぎ、RFIDタグ導入のコンサルティング、システム開発、機器提供やメンテナンス等一連のソリューションを提供しています。2007年、済南凌佳科技有限公司と業務提携し、ソフトウェア受託業務拠点として日立情報(済南)開発センターを設立、山東省RFID産業に対しても力を入れて、山東RFID産業連盟の第一社目外資企業であります。

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